ハングル文字の特徴

ハングルは1字が1音節を表す表音文字です。

それぞれの文字は、母音または子音を表す字母を2個または3個、組み合わせることによって構成されます。

(このような文字を結合音節文字と呼び、デーヴァナーガリー文字やタイ文字など、インド以東に広く分布しています)

音節構造は母音のみ、子音+母音、母音+子音、子音+母音+子音の4通りです。

このうち、母音の前の子音を「初声」、母音を「中声」、母音の後の子音を「終声」と呼びます。

文字は、初声+中声、または初声+中声+終声の構成を取ります。

初声の子音がない場合には、発音しない初声字母「ㅇ」を置き、これにより、先の4通りの音節構成を表記できます。

字母ᄋは、終声に置かれると(ㅇ)子音/ŋ/=/N/(X-SAMPA)を表します。

(古くは初声を発音していたものもあり、文字上も区別しました。)

現在の子音字母は14個
(初声では閉鎖音と/s/を重ねてできる濃音字母をあわせて19)
(終声の複子音は濃音字母2、複合終声字母11、合わせて27)(のべ30)、

母音字母は10個
(複合母音字母11を合わせて21個)です。

母音字母と子音字母の発音さえ覚えれば多くは発音可能です。

(もちろん、他の言語の表音文字と同様に、発音上の例外はあります)


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