アラッタ・アラッソ・アラッチ?
「わかる・知っている」という意味の動詞
알다
アルダ
の使われ方についてご紹介します。
まず、この使われ方は、韓国語のテキストや会話文で一番最初に出てくるのでご存知の方がほとんどではないかと思います。
▽ 예. 알겠습니다.
イェ アルゲッスムニダ
はい わかりました
これは、알다 アルダ に、意思を表す補助語幹 -겠 (습니다) ~ゲッ(スムニダ) を加えて、直訳すると「わかります」という丁寧言葉。
それで、「わかりました。」という決まり文句になっていますね。
韓国ドラマでは、こんなシーン、多くないですか?
女の人が携帯電話を切る前に。。
▽ 음-, 알았다. 음-
ンー アラッター ンー
うーん、わかったー うーん
お偉い会長クラスの爺さんが、会話をしめるとき。。
▽ 그래,그래. 알았다. 알았다.
クレ クレ アラッタ アラッタ
そうか、そうか わかった、わかった
これは、알다 アルダ の過去形の原形 알았다 アラッタ = わかった をそのまま使った表現ですね。
もちろん パンマル(=タメ口)ですから、目上の人に使っちゃダメですよ!
また、こういうシーンも。
お約束の恋人同士の喧嘩。キレてしまって「もういい!」というシーンで。
▽ 그래... 알았어!!
クレ。。アラッソ!
そう。。わかったわ!
過去形 알았다 アラッタ は、会話調になると 알았어요. アラッソヨ
パンマル(=タメ口)表現では、さらに「ヨ」をとって、알았어 アラッソ
「いい?わかった??」と念を押すときには。。
▽ 알았지?
アラッチ?
わかったでしょ?
過去形 알았다 アラッタ に、念押し表現の -지 ~チ がついて、알았지? アラッチ?
丁寧になると、-지요 ⇒ 죠? がついて、알았죠? アラッチョ? となります。
「わかった」という簡単な言葉ですけど、シーンによっていろんな表現があるんですね~。