さて、もう既に韓国語の勉強を始めている、もしくは基礎ができてしまっている方にとっては、この「その1」はひょっとしたら不要かもしれません。しかしこれは、韓国語上達のための最初にして最大のキーポイントです。これをおろそかにしてしまっては、後々の上達のスピードに必ず大きな差が出てしまいます。
すでに勉強を始めており基本を身につけていらっしゃるという方も、認識を改める上でもう一度しっかりと確認してみてください。
ひとつは「読み書きはハングル文字で」ということ。
単語、文法、フレーズ。何を覚えるにしても必ずハングル文字で覚えるようにしましょう。カタカナの日本語ではいけません。
初級者向けの韓国語教材の中にはカタカナ表記で説明してあるものをよく見かけますが、カタカナで覚えることは大きな間違いです。
カタカナで覚えてしまうと、実際に発音する際に韓国語独特の微妙な発音の違いを発音することができません。また、後々ハングル文字表記で登場する新たな単語に出会ったとき、身につけることができませんし、発音を正確に再現することができません。
ですからまずは必ず、「ハングル文字を覚える」ことを実践してください。
これは後の章でも何度か述べていますが、言葉を覚えていくうえで「視覚」「聴覚」etc..、5感で感じるいろいろな感覚が、ひとつだけでなくいくつか重なった方が、よりはっきりと、そして永く記憶に残るものなのです。
ですからとにかく文字を最初に覚えましょう。
「読み」「書き」は必ずハングルでできるようになりましょう。
そして「発音」です。
ハングル文字、一字一字は必ず正確に発音できるようになりましょう。
日本人が韓国語を身に付けようとする上で(韓国語に限りません。外国語はすべてだと思いますが。)必ずぶちあたる大きな壁は「発音」ですね。
聞く時もそうですし、話すときもそうです。
「発音」は本当に難しいと思います。
なぜならそれは日本語にない「音」があるからに他なりません。
この難しい発音は、もう体で覚えるしかありません。
ひたすら何度も、何度も、繰り返して覚えることです。
今出ている教科書など基礎的な教材の多くには、基本発音を実際に音声で録音したCDがついています。これをもうひたすら繰り返して聞きます。
そして聞くだけではダメです。
これをまたひたすら復唱してリピート!
完全に同じ発音ができるようになるまでひたすら反復して練習しましょう。
全く同じ発音ができるようになるまでひたすら練習です。
または日常生活の中でヒマをみつけては、はっきりと声に出さなくても独り言でぼそぼそと練習するだけでもかなり効果はありますよ。
ぜひ頑張って練習して、身につけて下さい。一度習得してしまえば、あとは会話の中で自然とその音が出せるようになっているものです。
ハングル一字一字の基本発音をうまくできるかできないかで、後々の会話のときどれだけ伝わるかがぜんぜん違ってきます。最初はたいへんですが、まずはこれをみっちりと頑張りましょう。韓国語の中級者、上級者の十分に話せる方でも、この基本発音の練習は欠かしていないそうです。
補足にはなりますが、あとあとの上達にこれらのことが何故影響するかを簡単に説明すると。
・ のちのち新しい単語に出会ったときの吸収力が違う
・ 漢字言葉は予想できるようになる
・ 複合語に強くなる
・ メール・文通・チャット友だちを作ることができる
・ 発音が悪いといくら話しても通じない
・ 微妙な発音の違いを聞き取れるかでヒアリング力に差が出てくる
などなど。
ここではハングル文字で覚えること、勉強することの大切さと、発音の重要性をしっかりと認識して、今一度しっかりと習得するように心がけてください。
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